【Withhomeの建築小話】畳のおはなし

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こんにちは!安藤建設建築事業部Withhomeです!
建築小話第2弾!今日は【畳】についてお話しようと思います。


最近建った新築のおうちって洋風でおしゃれな印象が強いですよね!
和風な新築のおうちを建てる事自体少なくなっているのが現状です。

しかし!やっぱり和室って落ち着きますよね、、。○
畳ってほっこりしますよね、、。○

今日はそんな日本の心をくすぐる和室、畳についてお話しようと思います!


日本人の平均的な肩幅は1尺5寸(45.5cm)と言われていて
廊下で人がすれ違うには二人分の3尺(91cm)が必要です。
このため畳の短い方の1辺はこの3尺が基準となっています。
ちなみに長い方は倍の6尺(182cm)が基準となっています。

人の体のサイズと畳のサイズを比較してみると、
人が座るのに必要なサイズが半畳
寝転がるのに必要なサイズが1畳
両手両足を広げて寝転がるのに必要なサイズが2畳
つまり1坪となります。

しかし、実は畳には地域差があるのです!!

さきほどお話しした3尺(91cm)×6尺(182cm)の中京間と呼ばれる畳は主に愛知県周辺に多く
幅に余裕を持たせた95.5cm×191cmの京間と呼ばれる畳は西日本では一般的で
小振りな88cm×176cmの江戸間と呼ばれる畳は主に東日本で使われるのが多いです。

畳にも地域差があるように間取りの考え方にも地域差があります!!

京間や中京間では畳を基準にする方法が用いられその方法は【畳割】と呼びます。
関東では畳ではなく柱と柱の間の距離を基準にする方法が用いられその方法は【柱割り】と呼びます。

柱割りでは柱の太さにとらわれないため、施工が楽で速いというメリットがあります。

こういった利便性の高さ、そして近年の和室の減少もあり現在では柱割りが多くなっているようです。
和室の利用は減ってきましたが最近では縁のない【半畳の琉球畳】を使う方も多くなってきました。

畳、、心も落ち着きゆったりと過ごせる畳の空間。
無理やり和室を作らずともリビングの一角に敷くことで畳の応接スペースとしても利用出来ますし、
心を落ち着かせるやすらぎのスペースにもなりますよ♪
最近では着々と人気が高まっているのも事実です!

暮らしの用途に合わせて対応できますので
なんでもお気軽にご相談ください♪

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