家族や子供を守る家

住宅に防犯性能をつけるためには、多くのお金が必要だと思っていませんか？

万が一のことに対して大金をかけるくらいなら、そのお金で、もっと使いやすくて見た目もいいキッチンや家具を買ったり、より大きな家を建てたほうがましだと思っていませんか？

実は、「防犯対策=お金がかかる」は間違った考えです。しかも、「安心」はお金をかければ手に入るというものではありません。お金をかけて様々な防犯設備を取り入れても、生活する中で窓や玄関の鍵をかけ忘れたり、通報システムのスイッチを入れ忘れたりしたら全く意味がありません。

狙われているのはお金だけじゃない、あなたの命も危ない！

防犯対策を行う上で大切なことは、まずは「もしかしたら狙われるかも知れない！」という意識を持つことです。近年、警察の検挙率の低下により凶悪犯罪が増加かつ多様化していることをご存知でしょうか。

「お金持ちじゃないから、取られるものはない」という能天気な考えでは、とても危険です。狙われているのは、お金や財宝だけではありません。お客さまやご家族の命が狙われていることもあるのです。

そんな中、大切なことは、"防犯意識"をもって生活をすることです。簡単に実践できる防犯対策には次のようなものがあります。

◆家族の情報をむやみに漏らさないようにする

・表札は苗字だけにする
・電話帳への登録をやめる
・一目で子供部屋だとわかるものは窓辺に置かない
・女性や子供部屋だとわかるカーテンはしない
・女性の下着はカットしてから捨てる
・ダイレクトメールやはがきはシュレッダーにかける

◆留守だということを悟られないようにする

・帰宅が夜になるときや天気が悪い日などは洗濯物を部屋の中に入れてから出かける
・昼間、全てのシャッターや雨戸を閉めない
・室内でラジオやテレビの音を流す
・中長期不在の時は新聞配達を一時停止する

また鍵をかけずに生活している方は、今すぐに鍵をかける習慣をつけましょう。家の中にいるからといって犯罪者が入ってこないとは限らないのです。

また、各都道府県の警察署のホームページで身の回りで起きている犯罪や様々な防犯対策について知ることが出来ます。ぜひ、調べてみてください。